同じ離婚調停、離婚裁判といっても実は各裁判所ごとに運用が違う部分があります。また、特に調停においては担当する調停委員によっても調停の進め方や考え方は異なります。
そのため、ある調停で上手くいった方法が他の調停でもうまくいくとは限りません。このような運用の違いや、各調停員ごとの違いに適切に対処するには、多くの裁判や調停からの経験を得て、これらの経験から得られた情報を総合的に整理し、頭の中にたくさんの引き出しをもって各事件に当たっていく必要があります。
そういった意味で、名古屋での離婚調停や離婚裁判を経験している弁護士に依頼するメリットは大きいといえます。
また、離婚するにあたっては、離婚そのものだけではなく、親権、財産分与、養育費、慰謝料等、様々な問題を解決していく必要があります。こういった問題についても専門的な知識と経験が必要なのはもちろんですが、これらの問題の中にも地域性というものがあります。
例えば、あの地域の不動産は高額な評価となりやすく、財産分与で問題となりやすいといったことであるとか、この地域の方は子供を私立の学校へ進学させる希望を持っていることが多く、学費の負担の関係で養育費で問題になりやすいなどといったものです。
こういった事件の地域性、特色といったものは、やはり、地元でたくさんの事件の経験がないとなかなかわからない部分だと思います。しかし、事件を解決していくにあたってどのような点が問題となりやすいかわかっていれば、事件の解決に向けた見立てが立てやすくなりますから、結果として比較的短い期間での適切な解決につながります。
名古屋で離婚について悩まれている方はたくさんいらっしゃると思います。その中には相手方と直接話すことができない、あるいは話すことはできても離婚に反対され、その後どうしてよいかわからないという方もたくさんいらっしゃると思います。
そして、インターネットなどで、離婚のためには調停が必要だといったことまでは調べられても、実際の調停のイメージが掴めず、二の足を踏まれていらっしゃる方も多いかと思います。そういった方は、ぜひ経験豊富な弁護士にご依頼されることをお勧めいたします。