名古屋法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

相手方保険会社提示の修理見積記載の金額と当方提出の修理見積もり金額との間に、５０万円以上の差額がありました。

修理見積は、業者によって、部品の名目などが異なるため、一見してなぜ同じ修理をするのに、金額に差が出てくるのか、分かりにくい点も多分に含まれています。

また、相手保険会社提示の修理見積は、専門の業者が作成していますので、交渉時に修理費の金額が増額となるケースは、きわめてまれです。

双方提示の修理費の金額を見ると、一見して分かりにくいところがありましたが、修理項目、修理部品の共通性の有無などを詳細に比較し、また、相手方提示の修理見積に記載のない項目で当方提示の修理見積に記載のある修理項目について、修理業者から意見書の取り付けをするなどしました。

このような経緯を踏まえて、最終的には、当方提示の修理費相当額を超える金額を依頼者が得られるような内容で示談とすることができました。