養育費と面会交流が争点で、弁護士介入により相手方の不安を解消し双方が合意した事案

養育費と面会交流が争点で、弁護士介入により相手方の不安を解消し双方が合意した事案

依頼者の属性
40代
男性
会社員
子供二人
相手の属性
30代
女性
パート
受任内容
相当額の養育費とし、面会交流を充実させた上での離婚
弁護士法人ALGに依頼した結果
養育費:相当額 養育費:月額6万円
(1人あたりの額。原則、子が20歳まで)
面会交流:年末年始、春休み、夏休みに2泊~6泊

事案の概要

相手方から早期の離婚と相当額の養育費の支払いを求められた件。相手方は、一応、面会交流にも応じていたが、子の引渡し等の際に依頼者と顔を合わせたくないなどと主張して消極的な様子であった。

弁護方針・弁護士対応

面会交流時に依頼者と顔を合わせたくないという相手方の希望に応じ、子の受渡し引渡し時に第三者機関を利用することで相手方の不安を解消しつつ、かつ、第三者機関を使うこと等による費用について、依頼者のみの負担とならないように、養育費で調整する方針とした。

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名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

結果として、養育費は、双方の収入からの算定では、二人分の合計で月額13万5000円であったところ、面会交流のための第三者機関利用の費用及び移動のための費用として1万5000円減額の上、子一人につき月額6万円とすることで合意した。

また、面会交流について、第三者機関を利用すること及び養育費支払いの終期につき(原則として子が20歳となるまでとしつつも、)子が大学進学の場合は、22歳までとすることにより、相手方の不安を解消し、年末年始、春休み、夏休みにそれぞれ、2泊3日~6泊7日と長期の面会交流を実施することで合意した。

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依頼者の属性
40代
女性
会社員
相手の属性
40代
男性
会社員
受任内容
依頼者および子供が経済的に充実した状態での離婚
弁護士法人ALGに依頼した結果
離婚拒否
婚姻費用未払い
離婚成立
未払婚姻費用・財産分与を考慮して離婚条件合意

事案の概要

依頼者が相手方と自身で離婚協議を行っていたところ、協議が全く進まないとのことで弊所にご依頼。

弁護方針・弁護士対応

相手方が離婚には応じるとしながらも離婚条件についての話し合いが進まなかったため、長期戦に備えて婚姻費用を請求しつつ、離婚調停に移行した。

婚姻費用について一定額の仮払いを受けつつ、代理人間調整により定期的な面会交流を実施しながら、粘り強く離婚条件について交渉することとした。調停では、婚姻費用、養育費、面会交流、財産分与といった個々の争点があり、互いに譲らなかったため、交渉が難航した。

そこで、当方としても相手方に譲歩する部分を提示しつつ、個別の争点を一括解決することで、当事者双方のリスクを分担し、解決を図ることとした。

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名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

上記方針で、個々の争点について、一括で解決し、離婚が成立した。

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依頼者の属性
40代
男性
会社員
子ども有
相手の属性
40代
女性
会社員
受任内容
相手方から申し立てられている離婚調停の対応、面会交流の実現
弁護士法人ALGに依頼した結果
面会交流 拒否 合意成立

事案の概要

子どもが生まれた後、その養育が大変ということで、相手方が子どもを連れて実家に行くこととなり、依頼者は、相手方、子どもと離れて暮らすようになりました。

その状況でコロナ禍になり、相手方の実家が遠方でもあったことから、依頼者は、子どもと、なかなか会えない状況になりました。

ようやく子どもと会うことができ始めた頃に、相手方は、依頼者と離婚したいといい始め、弁護士を入れて離婚の協議を求めてきました。

そして、話し合いが進まないとみると離婚調停を申し立ててきました。

依頼者は、協議については、ご自身で対応をされていましたが、調停を申し立てられたということで、弊所に、ご相談となりました。

なお、相手方弁護士の介入後、面会交流は一度も実施できていない状況にありました。

弁護方針・弁護士対応

子どもと会えていない状況であったことから、まずは面会交流の実現を目指すこととし、受任の連絡を行った後すぐに面会交流を実施するよう求めていきました。

その結果、初回の調停期日後とはなりましたが、1度は面会交流が実現しました。

しかし、相手方は、自身の心情面などを理由として、その後の面会交流に関しては応じて来ませんでした。

そこで、調停期日において、相手方の理由には合理性がないことなどを伝え、調停委員を介して相手方の説得を図るとともに、具体的な面会交流の方法や離婚に関する解決案を提示することで相手方の説得を続けました。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

当面の間は頻度を下げて面会交流ということにはなりましたが、その後は月1回程度の面会交流という内容で合意を成立させることができました。

また、宿泊を伴う面会交流や学校行事への参加を認めることまで合意をすることができました。

そのほか離婚に関することについても、財産分与を行わないこと、養育費を算定表に基づいた相当額とすることの合意をすることができました。

全体的に合意が成立したことから、本件が解決へと至りました。

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依頼者の属性
40代
会社員
男性
相手の属性
40代
専業主婦
女性
受任内容
面会交流条件を充実させた上での離婚
弁護士法人ALGに依頼した結果
慰謝料:150万円
(長期分割払い)
養育費:子供が20歳になる月まで
解決金:375万円(一括払い)
養育費:子供が大学等へ進学した場合には、
大学等を卒業するまで
財産分与:時価250万円程度の自動車の獲得

事案の概要

相手方が、子を連れて別居し、その後、依頼者に対して離婚調停を申し立てた。

弁護方針・弁護士対応

充実した面会交流条件について合意をした上での離婚。

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名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

相手方と交渉を行い、継続的に、月2回程度の面会交流を実施しつつ、離婚条件についての協議を行った。
最終的に、月2回の面会交流及び宿泊付き面会交流を行うことについて合意の上離婚をするに至った。
調停開始時より、面会交流条件についての依頼者の思いが強かったことを受け、子供を中心とした交渉を意識した。
その結果、相手方としても柔軟な面会交流条件に合意をするに至ったものと考えられる。

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依頼者の属性
40代
女性
正社員
子供有
相手の属性
40代
男性
会社員
受任内容
離婚の成立
極力相手方と接触しないこと
弁護士法人ALGに依頼した結果
Before&After 離婚はしない
面会交流は月2回以上
離婚
面会交流は月1回

事案の概要

本件は、相手方と依頼者の連れ子と関係が悪く、相手方と依頼者との間に生まれたばかりの実子の世話をしていたところ、相手方が実子に頻繁に怪我をさせ、注意をしても相手方に改善がみられないため、実子の安全のため別居を開始しました。

依頼者としては、生まれたばかりの実子に怪我をさせる相手方とは、結婚生活を継続することができないと、弊所にご相談の上、ご依頼くださいました。

弁護方針・弁護士対応

本件は、相手方が離婚をすることを断固拒否しており、依頼者に対して何とか離婚を思いとどまるよう婚姻関係継続の条件を申し入れていました。
しかし、依頼者の相手方に対する忌避感が強く、どのような条件を提示されたとしても婚姻生活を継続することは不可能でした。

一方で、依頼者と相手方の別居期間は短く、訴訟での離婚をすることも困難であったため、根気強く離婚調停において離婚に応じるよう説得をするしかありませんでした。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

調停結果として、

  • 依頼者と相手方は離婚する
  • 実子の親権者は、依頼者とする
  • 相手方が実子と月1回程度面会交流をすることを認める
  • 面会交流は第三者機関を通して行う

等の内容で合意に至りました。

依頼者としては、実子が幼いこと、これまで相手方が実子を世話した際に頻繁に怪我をさせていたことから、面会交流をすることに消極的でしたが、父子の交流の必要性と早期の離婚のために、月1回自身が立ち会うことを条件として面会交流を実施することに了承して、離婚が成立しました。

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依頼者の属性
30代
女性
会社員
子供2人
相手の属性
30代
男性
自営業
受任内容
離婚

事案の概要

婚姻後、相手方が働かず収入を得なかったことなどから、依頼者が離婚を求めた事例。

弁護方針・弁護士対応

依頼者としては、離婚後、子の教育について、相手方から過度に干渉されるのを(特に、教育に関する依頼者の意向を否定されること)避けたいと考えていた。そのため、調停を成立させるにあたり、子の教育に関して否定的な言動をしないよう心掛けるという内容を条項化することを目指した。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

面会交流について、特別の制限を設けないとの条項や、子が相手方と連絡を取ることを希望した場合にはそれを認めるという条項を入れつつ、こちらが希望したような、否定的な言動は避けるよう心掛けるという内容の条項も盛り込む形で離婚調停が成立した。

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依頼者の属性
30代
女性
会社員
子供有
相手の属性
50代
男性
会社員
受任内容
相手方からの離婚請求
弁護士法人ALGに依頼した結果
慰謝料 300万円請求 150万円(解決金)
親権 親権争い 親権獲得

事案の概要

本件は、相手方が家事育児に協力的でなく、夫婦関係が悪化した結果、依頼者が子供を連れて別居を開始したところ、相手方が離婚調停を申し立ててきた状況でした。
依頼者は、相手方との離婚については同意するつもりであったものの、親権の主張をされたことに不安になり、弊所にご相談の上、ご依頼くださいました。

弁護方針・弁護士対応

本件は、離婚については双方合意ができそうであったものの、以下のような争点がありました。

・相手方が親権の獲得を主張していること
・相手方の面会交流の条件が過剰であること

相手方は、親権の獲得を希望していましたが、同居中から調停申立て時点まで、主として子供を監護養育していたのは依頼者であり、相手方の関与は希薄であり、裁判等でも、依頼者が親権者として指定される可能性が高いことは明らかでした。
また、相手方が主張する面会交流の条件は、子供の体力、都合、生活状況等を考慮しないものであったため、依頼者としては、到底応じることのできるものではありませんでした。
そこで、相手方への説得材料として、調停手続き内で、調査官により監護状況調査をすることに加え、これまでの監護状況、別居後の監護状況から依頼者が親権者でふさわしいことを説得的に主張しました。
並行して、期日間に面会交流を重ね、面会交流の実績を積み重ねると同時に、面会時及び面会後の子供たちの様子を詳細に報告することにより、相手方の主張が過剰であることを丁寧に主張しました。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

結果として、
依頼者を親権者とすること
面会交流は依頼者の希望どおりとすること
等の内容で和解するに至りました。

本件では、面会交流という依頼者が今後も向き合い続けなければならない事項が争点となっていました。
そのため、当事者双方が条件に折り合いをつけ、和解することができたのは幸いでした。

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依頼者の属性
30代
女性
パート労働者
子供有
相手の属性
40代
男性
会社員
受任内容
配偶者との離婚及びできる限りの養育費等の経済的利益の獲得
弁護士法人ALGに依頼した結果
Before&After 離婚しない 離婚
婚姻費用 相場より相当低額 算定表とおり
養育費 支払わない(支払っても相当低額) 算定表とおり

事案の概要

本件は、相手方のDV、モラハラを原因として依頼者が別居をし、離婚を求めた事案です。
依頼者は、長年にわたるDVとモラハラから体調を崩された状態で弊所にご相談の上、ご依頼いただきました。

弁護方針・弁護士対応

本件は、相手方がDV、モラハラのいずれも認めず、婚姻費用も支払わず、離婚も拒否していたため、以下のような争点がありました。

・婚姻費用、養育費の算定における考慮事情の有無
・離婚をするか否か
・財産分与の対象

以上の点について、相手方の不合理な主張が繰り返されましたが、依頼者の離婚後の生活の原資となる以上、不合理な主張を受け入れるわけにはいかないため、相手方の主張が不合理なものであることを根気よくかつ説得的に主張し続けました。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

婚姻費用については、最終的に審判となりましたが、審判結果としては、概ね当方の主張が認められ、当方の主張する金額の支払いを命ずる内容となりました。

調停結果として、
・離婚する
・概ね算定表どおりの養育費を支払う
・財産分与はなし
との内容で合意に至りました。

依頼者は受任時点でかなり疲弊していましたが、経済的に困窮する可能性を懸念して、すぐに離婚に踏み切れる精神状況でもありませんでした。根気よく争い、その中で、依頼者が得ることのできる婚姻費用、養育費について受け取ることのできる金額の目途が付いたため、離婚の合意をすることができました。

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