- 依頼者の属性:
- 30代
- 女性
- 会社員
- 子供有
- 相手の属性:
- 50代
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 相手方からの離婚請求
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
慰謝料 | 300万円請求 | → | 150万円(解決金) | |
親権 | 親権争い | → | 親権獲得 |
事案の概要
本件は、相手方が家事育児に協力的でなく、夫婦関係が悪化した結果、依頼者が子供を連れて別居を開始したところ、相手方が離婚調停を申し立ててきた状況でした。
依頼者は、相手方との離婚については同意するつもりであったものの、親権の主張をされたことに不安になり、弊所にご相談の上、ご依頼くださいました。
弁護方針・弁護士対応
本件は、離婚については双方合意ができそうであったものの、以下のような争点がありました。
・相手方が親権の獲得を主張していること
・相手方の面会交流の条件が過剰であること
相手方は、親権の獲得を希望していましたが、同居中から調停申立て時点まで、主として子供を監護養育していたのは依頼者であり、相手方の関与は希薄であり、裁判等でも、依頼者が親権者として指定される可能性が高いことは明らかでした。
また、相手方が主張する面会交流の条件は、子供の体力、都合、生活状況等を考慮しないものであったため、依頼者としては、到底応じることのできるものではありませんでした。
そこで、相手方への説得材料として、調停手続き内で、調査官により監護状況調査をすることに加え、これまでの監護状況、別居後の監護状況から依頼者が親権者でふさわしいことを説得的に主張しました。
並行して、期日間に面会交流を重ね、面会交流の実績を積み重ねると同時に、面会時及び面会後の子供たちの様子を詳細に報告することにより、相手方の主張が過剰であることを丁寧に主張しました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
結果として、
・依頼者を親権者とすること
・面会交流は依頼者の希望どおりとすること
等の内容で和解するに至りました。
本件では、面会交流という依頼者が今後も向き合い続けなければならない事項が争点となっていました。
そのため、当事者双方が条件に折り合いをつけ、和解することができたのは幸いでした。
- 依頼者の属性:
- 女性
- 会社員
- 子供は成人
- 相手の属性:
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 離婚
- 財産分与
- 婚姻費用
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
財産分与 | 300万円 | → | 450万円 | 150万円の増額 |
事案の概要
依頼者は性格の不一致から相手方との離婚を考えていた。離婚調停において、相手方は、離婚自体を争わないものの、財産分与として、300万円のみを支払う意向を有していた。
弁護方針・弁護士対応
相手方は、婚姻費用の支払い義務者であると考えられたため、婚姻費用請求調停を離婚調停と併せて申立て、先行して婚姻費用調停を成立させた。その上で、離婚条件において交渉をすることとした。2回目の調停において、財産目録を作成した上で、相手方に対し、財産分与の相当額について繰り返し説明を行った。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
相手方が、依頼者に対し、財産分与として450万円を支払うとの内容で離婚が成立した。
- 依頼者の属性:
- 男性
- 正社員
- 相手の属性:
- 女性
- 無職
- 受任内容:
- 離婚調停
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |||
---|---|---|---|
Before&After | できれば親権が欲しいが、親権を譲るのであれば養育費を減額したい | → | 親権を譲る代わりに養育費を算定表よりも減額 |
事案の概要
既に相手方が子供連れて実家に帰り、別居している事件。相手方からは離婚を求められている。相手方の求める離婚の内容は、親権を相手方が得た上で法定以上の養育費を相談者が支払うというもの。
弁護方針・弁護士対応
親権については難しいことをお伝えしたうえで、争うとした場合の手段や見込みについてお伝え。相談者もこの点は理解され、親権が難しければ養育費の減額を求めるとの方針に決定。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
相手方に対し、相手方が求める内容ではおよそ離婚に応じられないことを伝えた上で、本件では別居期間が足りず、仮に訴訟をしても離婚判決が出る見込みは低いこと、また、当方としては親権を争うのが本筋であると考えており、仮に訴訟となれば親権を争うつもりであることを伝える。その後、相手方から早期解決の打診があったことから、相手方が親権を得て離婚するのであれば、養育費について、個別に、当方として必要であると納得したものであれば子供のために別途費用を出すのは構わないが、養育費の月額自体は減額を希望すると交渉。
→法定の条件よりも有利な条件で養育費を定めて離婚することで合意
- 依頼者の属性:
- 30代
- 女性
- 当初無職で、調停係属中にパート収入程度
- 相手の属性:
- 30代
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 慰謝料請求
- 適正な財産分与及び養育費等
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |||
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Before&After | 相手の当初の提示額は、解決金数十万円程度 | → | 財産分与及び慰謝料含めて750万円程度 |
事案の概要
ご相談いただいた際、依頼者は、探偵に依頼のうえで、証拠を固めたうえでの相談でした。相手の不貞により大変ショックを受けられていた様子でもありました。
弁護方針・弁護士対応
相手は、当初、不貞を否定し、慰謝料ではなく解決金としての提示のうえで、金額としても、数十万円程度の提示でした。これに対しては、集めた証拠を適切に提示のうえで主張し、最終的に解決金ではなく、慰謝料の名目としたうえで、相場を超える金額での合意とすることができました。
また、財産分与に関しても、相手は、依頼者の浪費の主張をし、依頼者が獲得できる金銭を抑える主張をしました。これに対し、家計管理を任せている場合には、収支状況を理解していない場合もありますので、根拠資料の提出のうえで説明をするなどにより、納得をさせることができました。
依頼者は、上記の点等に関して、個々に強い思い入れなどがありましたので、この点の経緯を詳細に確認のうえで、獲得金額の増加に勤めました。
加えて、依頼者は、養育に関する特別の費用としての治療費の支払いを求めていましたので、未確定な支払いを合意をすることについての問題もありました。この点に関しては、相手との調停等を踏まえた交渉のなかで、相手にとって事前に合意をするメリット及びデメリットが明らかとなりましたので、依頼者にとって有利に進めることができました。
養育費については、相手の収入の変動や依頼者の生活状況を踏まえた主張をすることにより、相場を若干上回る金額での合意となりました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
最終的には、慰謝料金額、養育費については、粘り強く、納得できるまでの主張を尽くしたことに、相場を超える金額での合意となりました。
財産分与に関しては、相手から特有財産等の主張がされましたが、調停等での交渉を踏まえた金額の提示により、最終的には、特有財産の主張を退けさせるなど、減額を抑えるかたちでの合意となりました。
支払い方法も問題となりましたが、訴訟となった場合の手段などの説明により、一時金などの支払いをできるだけ増額させるなど、将来の支払いが滞った場合のリスクを減らすかたちで合意をすることができました。
- 依頼者の属性:
- 44歳
- 女性
- 会社員
- 子供なし
- 相手の属性:
- 45歳
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 離婚請求
- 不貞慰謝料請求
事案の概要
依頼者は、相手方の不貞及びDVを理由として離婚及び慰謝料請求・財産分与請求を希望していた。
弁護方針・弁護士対応
離婚調停
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
初回調停期日までに、①DVに関する診断書を入手する、②相手方の不貞相手と接触し不貞行為に関する陳述書を作成するといった形で、証拠を用意し、初回期日において提出した。相手方は不貞の事実をみとめこちらの提示した300万円の解決金の支払いに合意したため、第1回調停期日において調停成立となった。
- 依頼者の属性:
- 30代
- 女性
- パート労働者
- 子供有
- 相手の属性:
- 40代
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 配偶者との離婚及びできる限りの養育費等の経済的利益の獲得
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
Before&After | 離婚しない | → | 離婚 | |
婚姻費用 | 相場より相当低額 | → | 算定表とおり | |
養育費 | 支払わない(支払っても相当低額) | → | 算定表とおり |
事案の概要
本件は、相手方のDV、モラハラを原因として依頼者が別居をし、離婚を求めた事案です。
依頼者は、長年にわたるDVとモラハラから体調を崩された状態で弊所にご相談の上、ご依頼いただきました。
弁護方針・弁護士対応
本件は、相手方がDV、モラハラのいずれも認めず、婚姻費用も支払わず、離婚も拒否していたため、以下のような争点がありました。
・婚姻費用、養育費の算定における考慮事情の有無
・離婚をするか否か
・財産分与の対象
以上の点について、相手方の不合理な主張が繰り返されましたが、依頼者の離婚後の生活の原資となる以上、不合理な主張を受け入れるわけにはいかないため、相手方の主張が不合理なものであることを根気よくかつ説得的に主張し続けました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
婚姻費用については、最終的に審判となりましたが、審判結果としては、概ね当方の主張が認められ、当方の主張する金額の支払いを命ずる内容となりました。
調停結果として、
・離婚する
・概ね算定表どおりの養育費を支払う
・財産分与はなし
との内容で合意に至りました。
依頼者は受任時点でかなり疲弊していましたが、経済的に困窮する可能性を懸念して、すぐに離婚に踏み切れる精神状況でもありませんでした。根気よく争い、その中で、依頼者が得ることのできる婚姻費用、養育費について受け取ることのできる金額の目途が付いたため、離婚の合意をすることができました。
- 依頼者の属性:
- 40代
- 女性
- 自営業
- 相手の属性:
- 50代
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 早期の離婚
- 離婚後の生活保障
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
婚姻費用・解決金 | なし | → | 160万円 |
事案の概要
本件は、入籍直後の喧嘩をきっかけとして、相手方との関係が悪化し、相手方から離婚を申し入れられた事案でした。
依頼者は、入籍にあたり、相手方の希望により仕事を変えており、そのまま離婚しては生活が成り立たないため、一定の生活保障を受けることを離婚の条件として希望していました。
弁護方針・弁護士対応
本件では、婚姻期間が極端に短く、財産分与の対象となる財産や子供がいないため、離婚に伴う金銭の支払いの根拠がある事案ではありませんでした。
しかし、入籍に伴い仕事を変えたため、依頼者の収入は著しく減少しており、そのまま離婚しては、生活ができない状態でした。相手方が早期の離婚にこだわっていたこともあり、離婚の条件として、当面の生活費として解決金の支払いを求めることとしました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
調停の結果として、
・解決金として約150万円(生活費の半年分程度)を一括で受け取る
ということで短期間で離婚することに合意しました。
- 依頼者の属性:
- 40代
- 男性
- 会社員
- 相手の属性:
- 40代
- 女性
- 無職
- 子2人
- 受任内容:
- 離婚
- 慰謝料の減額
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |||
---|---|---|---|
離婚自体応じられない | → | 条件調整のうえ離婚 |
事案の概要
ご依頼者様は、不貞行為を行い、相手方から家を追い出され、相手の女性とともに相手方から慰謝料請求されていました。ご依頼者様としては、相手方が辛いようであれば離婚してそれぞれが別々に人生を歩んだ方が良いのではと、離婚の決意を固められ、ご来所されました。
弁護方針・弁護士対応
本件は、不貞行為を行った側から離婚を切り出すという、訴訟になると長期間離婚が認められない類型の事案なので、絶対に交渉でまとめなくてはならないという問題点がありました。
相手方は、なぜそちらから離婚を切り出されなければならないのかと泣き崩れ、当初は話にならない状況でした。しかし、当職が相手方の不満を聞き、今後の生活で何が不安なのかをじっくり時間をかけて聞きました。また、相手方がどんな条件なら離婚できるのかを探り探り聞き、妥協できる案を考えました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
じっくり時間をかけて相手方の話を聞いたことで、かたくなだった相手方の態度が緩和し、最終的には細かい条件調整まででき、公正証書まで作成し、離婚届を提出してもらうことができました。
- 依頼者の属性:
- 20代
- 女性
- 派遣社員
- 子供有
- 相手の属性:
- 20代
- 男性
- 会社員
- 受任内容:
- 適正な財産分与
- 養育費を獲得したうえでの離婚
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||
---|---|---|
離婚拒否 婚姻費用4万円 |
→ | 離婚成立 婚姻費用7万円 養育費4万円 財産分与100万円 |
事案の概要
本件は、相手方からの束縛及び言葉の暴力に耐えかねた依頼者が、子と自由な生活を送りたいと自宅を出て、別居生活を開始した事案です。
依頼者は、自身で調停を申し立てたものの、話し合いになりそうにないと判断し、弊所にご相談のうえ、ご依頼くださいました。
弁護方針・弁護士対応
本件は、相手方が離婚絶対拒否の姿勢を示しているうえ、生活費の支払いもしないという兵糧攻めの状況でした。
そこで、婚姻費用分担調停も同時に提起し、支払わなくても未払いが溜まるだけという状況を作り出し、その旨の説明もし、仮払いの約束をさせることから始めました。
そして、別居状態に変わりはないため、婚姻費用の支払い額と養育費の支払い額を比べさせ、それでも離婚したくないのかとの問いを投げかけてもらいました。
離婚については了承させ、財産分与についても、適正額を支払う旨了承させる方針で進めました。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
調停結果として、
・相手方が当方に財産分与として100万円を一括で支払うこと
・養育費について、適正額を20歳まで支払うこと(その後については、子と相談すること)
等の内容で合意に至りました。
担当弁護士は、介入後初回調停期日までに依頼者との打合せを重ね、調停に臨みました。その結果、相手方からの資料待ちで複数回重ねることになったものの、充実した調停結果を獲得することができました。
- 依頼者の属性:
- 20代後半
- 女性
- 依頼時は無職
- 相手の属性:
- 30代前半
- 男性
- 自営業者
- 受任内容:
- 慰謝料獲得のうえでの離婚の成立
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |||
---|---|---|---|
婚姻費用 | 月12万円 解決金200万円 |
→ | 未払婚姻費用5か月分合計50万円 解決金200万円 |
事案の概要
本件は、婚姻期間も数か月で、同居期間もほぼ無いような状態だった。依頼者と相手方とは、婚姻後、依頼者が妊娠したことを踏まえて、同居に向けた話し合いをしていた。しかし、相手方が依頼者に対し、突如として、離婚届けを突きつけて離婚を申し入れ、妊娠した点についても、中絶するようにと伝えていた。
依頼者としては、離婚等を突如として突きつけてきたことに納得できず、離婚条件としても、慰謝料等の支払いがなければ納得できない、ということで、依頼を受けた。
弁護方針・弁護士対応
依頼時、まず、相手方が依頼者に対し、生活費を支払っていなかったので、まず、婚姻費用の支払いを求めた。裁判上の離婚の場合でも、婚姻費用の支払いをしながら、一定の別居期間を経る必要があるので、早期の離婚を相手方が求めている点について、別居期間に相当する婚姻費用の支払いをしなければならないことを理解させて、解決金の支払いを求めた。
婚姻費用の金額がまとまらなければ、調停により、婚姻費用の金額を定め、早期離婚を求める相手に離婚調停を申立てさせて、解決金の支払いを求めていくことにした。
名古屋法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果
婚姻費用について、交渉を重ねても、相手は婚姻費用を支払うことに納得しないようだったので、交渉での早期解決が不可能と判断し、婚姻費用の支払いを求めて、婚姻費用分担調停を申立てた。それにより、相手も婚姻費用の支払いを理解し、解決金の支払い、未払婚姻費用の支払いをすることを条件に、離婚条件がまとまった。
婚姻費用の金額については、依頼者が依頼時以降に働き始めたという経緯もあるので、婚姻費用の金額について一定程度譲歩した。最終的には、未払婚姻費用と解決金の金額の合計で、当初依頼者が望んでいた金額で離婚条件をまとめることができた。